スプーン&お箸の話し

  • 2020.05.18 Monday
  • 10:00

今日は保育園の給食やおやつを美味しく食べる時に使っているスプーンと箸をご紹介します。

 

発達と共に見ていきましょう。

6ヶ月で入園したばかりの子は、手全体で掴む時期です。

7〜8ヶ月頃は親指側(親指の付け根の部分と手のひら)で掴みます。

その頃はこんなスプーン!

 

シリコンソフトスプーン!

もちろん子どもが使うものではありません。保育士が食材を口の中へ運びます。

もぐもぐ出来る量は個々により、時期により違うので大小を使い分けています。

パクッと口を閉じ、食べ物を上唇ですくい取る事を意識して援助しています。

 

10〜12ヶ月ころになると親指と人差し指でつまむことが出来るようになり…

その頃はこんなスプーン!

プラスチックスプーン!(とシリコンスプーン)

 

つまんで食べられる食材はお皿からつまんで食べます。

自分で食べるって嬉しいね、美味しいね。つまんでパクっ!もぐもぐもぐ…ごっくん。

そのタイミングを見て保育士が次の食材をスプーンで口へ運びます。あ〜ん、パクっ!食べさせてもらうのではなく、自分で食べる気持ちを損なわないようにします。

この頃になると「自分もスプーンを持ちたい!」という気持ちも芽生えます。

「はい、どうぞ」とスプーンを渡します。まだまだ自分でスプーンを使うことは難しいのですが自分でスプーンを持つことが出来て嬉しいですね。このスプーンは軽くて持ちやすいです。

 

誕生日を過ぎる頃になると…

ステンレススプーン!

 

柄の部分が太く握りやすいです。

この頃は食べこぼしも多く、口へ運ぶまでに食べ物が柄の方へ、手まで…肘まで逆流してしまうことも多いのですが、柄との継ぎ目が無く衛生的です。

同じようなスプーンが2種類ありますね。

初めは自分で小さな口へ運ぶ事に慣れるために小さなスプーンを使います。

 

自分で上手にすくって食べられる頃には自分の一口大を知り、その一口分をひとさじで口へ運ぶことができるように少し大きなスプーンに変えていきます。

 

この大きな方のスプーンの先は…直線的で、しかも…見てください

厚みが薄くなっているのがこの写真で分かりますか?

これはお茶碗にくっついた小さな食材などが自分ですくいやすいようになっているのです。

自分で出来る、自分で食べられるって嬉しいですよね。

実物が見たいと思われる方は担任に伝えて下さい。いつでもご覧いただけます。

 

食べこぼしが少なくなり、上手に自分でスプーンで食べられるようになるとこんなスプーンになります。

こぐまちゃんスプーン!

可愛いでしょう?

 

厚生の指標(厚生統計協会2007年)では自分でスプーンを使って食事をするのは10ヶ月で1割、13ヶ月で5割、19ヶ月で9割だそうです。19ヶ月…いちご組の間に迎える月齢ですね。この指標では、みかん組になる頃にはみんながスプーンで食べるようになるということでしょうか?

けれど、集団生活でしか経験することが出来ない大切な事…友達と楽しく食事をする、食事のマナーを知る…これも大切に考えています。

園では大きなステンレススプーンを使う頃までは1対1又は2対1で食事をしています。

一人ひとりの発達段階と一人ひとりが食事に関して「今大切にする事」を考えながら食事の援助をしていきます。

 

 

すみれ組になると箸を使い始めます。園ではこれも急ぎません。

 

園で使っている箸はこれ!

長さも三種類です。一人ひとりの体格などに合わせて使います。

子どもってすごいですよ。やりたい!と思えば頑張ります、その時がチャンス!

一人ひとりの指先の発達や器用不器用、心の時期などを考えながらチャンスを待ちます。

慌てず急がず進めていきましょう。

 

今回は乳児クラスのスプーン、幼児クラスの箸を紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

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